予防接種と副反応 Hib(ヒブ)
病気について
ヒブが鼻やのどから入って、脳を包む髄膜、のどの奥の喉頭蓋、肺などに炎症をおこします。
ヒブが脳を包む髄膜について炎症を起こすと細菌性髄膜炎を引き起こします。細菌性髄膜炎は脳の中にも膿がたまったり、脳脊髄液が増えたりすることもあります。早期の症状は熱と不機嫌くらいで、血液検査をしてもかぜと区別できないことも多く、診断が遅くなりがちです。その後、ぐったりする、けいれん、意識がないなどの症状が出てきます。
喉頭蓋炎になるとたいへん重症になり、空気の通り道が狭くなり窒息して死亡することも少なくありません。
副反応について
44%に接種部位の発赤、18%に腫れ・しこり、2%に発熱がみられますが、いずれも軽く、一過性のもので数日中には回復します。
また、稀に重大な副反応としてショック、アナフィラキシー様症状、血小板減少性紫斑病、脳症、けいれんなどがあります。
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かつらぎ町役場 健康推進課 衛生係
電話:0736-22-0300(代表) ファックス:0736-22-6432
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最終更新日:2021年2月22日