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ストーリー『「葛城修験」ー里人とともに守り伝える修験道はじまりの地』が日本遺産に認定されました

掲載日:2020年6月30日

かつらぎ町を含む地域の文化財で構成されるストーリーが、日本遺産に認定されました!

令和2年6月12日に日本遺産に認定された『「葛城修験」ー里人とともに守り伝える修験道はじまりの地』は、大阪府・奈良県・和歌山県にまたがる和泉山脈・金剛山地を中心に行われてきた修験道(しゅげんどう)、葛城修験(かつらぎしゅげん)をテーマとしたもので、かつらぎ町を含めた19市町村に分布する文化財が織りなすストーリーです。
修験道は、大陸に起源をもつ仏教・道教と、日本古来の山岳信仰が融合して形成された宗教ですが、その開祖である役行者(えんのぎょうじゃ)が最初に修行したのは大和葛城山であるとされています。修験道はじまりの地を含む葛城修験の行場は、修行者たちにとって極めて重要な意味があります。
また、葛城修験は、集落に近い行場も多く、地域の信仰と深く関わりながら守り伝えられてきました。


かつらぎ町における葛城修験の特徴

当町における葛城修験は、和泉山脈から紀伊山地まで広範囲に構成文化財が展開していることが挙げられます。

葛城蔵王権現社

かつらぎ町と大阪府河内長野市との境界、蔵王峠に鎮座しています。7世紀末、役行者が修験道の行所を開いたところと言われています。4月に開催される春の例大祭では、各地より信者が集まり玉串奉納、護摩供養、盛大な餅まきが行われます。
葛城蔵王権現社

堀越癪観音

役行者が癪病を患った母の回復を願って彫った十一面観音菩薩が本堂に鎮座します。毎年5月3日に開催される躑躅(つつじ)祭りでは、護摩祈祷等が行われ、犬鳴山の修験者による法螺貝、行者問答、弓矢や剣による清めの儀式、火渡り修行ど見所満載で、多くの参詣者が訪れます。

堀越癪観音


天女山正楽寺

聖護院宮が、嘉永2(1849)年の役行者1150回忌における法要の帰途、葛城修験ルートの一部を巡りました。そのうちのひとつである天女山正楽寺(てんにょさんしょうらくじ)では、宮を迎えて昼食が献じられました。その際の道具類は、和歌山から運ばれてきたものでした。

天女山正楽寺

神野阿弥陀堂

上述した聖護院宮を迎え入れた際、阿弥陀堂の前で茶をわかし、大勢なので汲み飲みにしました。堂内には護摩札があり、また、建物自体にも葛城修験関係と目される墨書が残されています。

神野阿弥陀堂

丹生都比売神社境内

高野山系修験の葛城入峯は、天野ー吉野ー熊野ー葛城を巡る広大なものでしたが、天野では、丹生明神を笈(おい)に移す「吹き送り」があり、この笈を背負って山中修行に入りました。

丹生都比売神社中の鳥居


葛城二十八宿第十二番経塚

経典を埋納した護摩のたわ朴留提婆達多品(ごまのたわほおどめだいばだったぼん)といわれる経塚です。
善悪、性別、年齢に係わらず仏の教えの前・修行の中では皆平等だという精神が説かれています。

葛城二十八宿第十三番経塚

向かい多和観持品(むかいたわかんじぼん)といわれる経塚です。幕末の『葛嶺雑記』(かつれいざっき)に、「鎌の多輪」「向のたわ」とも記されています。
現在は、山頂の松の根元に「大日如来」と刻まれた和泉砂岩の経塚があります。

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かつらぎ町教育委員会生涯学習課 指導係

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