(目的)

第1条　この告示は、かつらぎ町への申請又は請求(以下「申請等」という。)を行う者(委任を受けた者を含む。以下同じ。)に対して、本人であることの確認(以下「本人確認」という。)を行うことにより、他人が本人になりすます等の虚偽の申請等による不正行為を未然に防止し、もって申請等に伴う業務の正確性の確保及び個人情報の適正管理の確保を図ることを目的とする。

(対象となる申請等)

第2条　本人確認を行う申請等は、別表に掲げるとおりとする。ただし、本人確認は、申請等を行う者に対して任意の協力を求めて行うものとし、当該確認の強要又は当該確認ができない場合の申請等の受理の拒否を行ってはならない。

(本人確認の対象者)

第3条　本人確認の対象者は、前条に規定する申請等を行う者とする。ただし、郵送による申請等を行った者については、次条に掲げる書類又はその写しを提出するものとする。

(本人確認の方法)

第4条　本人確認は、第2条に規定する申請等があったときに、当該申請等を行う者に対し、個人番号カード、運転免許証、運転経歴証明書、旅券、身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳、その他官公署が発行する免許証、許可証又は資格証明書等の本人の顔写真が貼付されているもの(以下「証明書等」という。)の提示を求め、当該証明書等に記載された氏名、生年月日、住所及び貼付された顔写真により当該申請等を行う者と同一人であることを確認して行うものとする。

(当事者に対する受理通知)

第5条　町長は、申請等を行う者から本人確認の協力が得られない場合又は本人であることが確認できない場合は、当該申請等に係る本人に対して申請等を受理した旨を申請等受理確認書(様式第1号。以下「受理確認書」という。)により通知するものとする。この場合において、あらかじめ当該申請等を行う者に対し、受理確認書の通知を行うことの告知をするものとする。

(受理確認書等の処理及び記録方法)

第6条　前条の受理確認書の通知のあて先及びあて名は、当該申請等を行う者の住民基本台帳又は戸籍の附票上の氏名及び住所とし、当該申請のあった日以後に氏名又は住所に変更がある場合は、変更前の氏名及び住所とする。

(保存期間)

第7条　前条の本人確認台帳及び虚偽等に係る届出等の保存期間は、原則として5年とする。

(委任)

第8条　この告示に定めるもののほか、本人確認に必要な事項は、町長が別に定める。