禁煙イメージ 5月31日は「世界禁煙デー」
5月31日からの1週間は「禁煙週間」です!

たばこが原因で、日本では年間約13万人の人が死亡しています。
喫煙は生活習慣病のリスクを高め、重症化させます!!

たばこによる影響

脳卒中や虚血性心疾患のリスクが上昇

たばこは血管を収縮させて血圧を上げます。
そのため血管が弱くなり、脳卒中や虚血性心疾患の※1リスクが高まります。
※1:非喫煙者と比べて、脳卒中では約2倍、虚血性心疾患では約4倍もリスクが高くなります。

糖尿病の合併症のリスクが上昇

糖尿病の人は、高血糖により毛細血管が傷んでいます。
そこに、血行を悪くするたばこを吸うとさらに血行不良が起こり、糖尿病特有の合併症を引き起こしやすくなります。

「引き起こる合併症」

網膜症・・・視力障害、失明
腎症・・・・人工透析
神経障害・・足の壊疽、切断  

COPD(慢性閉塞性肺疾患)の発症

慢性気管支炎、肺気腫など、肺への空気の流れが制約されて空気の出入りが上手くいかなくなるために咳、たん、息切れなどが起こり、進行すると呼吸困難を起こします。
男性に多く、呼吸困難が一生続く苦しい病気です。

禁煙を長続きさせるコツ

→それは、ちょっとの「かえる」

1.行動パターンをかえる

  • 朝の一服をしていた人は、洗顔、歯磨き、朝食などの行動の順序をかえる。
  • コーヒーやお酒を控える。
  • たばこを吸わない人と一緒に行動する。

2.環境をかえる

  • たばこ、ライター、灰皿などの喫煙具を置かない。
  • たばこを吸いたくなる場所に行かない。
  • 周囲に禁煙していることを伝え、喫煙者にたばこを勧めないように頼む。

3.喫煙を他の行動に置きかえる

  • イライラする、落ち着かないとき
    深呼吸する、水やお茶を飲む
  • 口がさみしいとき
    →飴をなめたり、ガムをかむ。
  • だるさや眠気を感じたとき
    →散歩や軽い運動をする。
  • 手持ちぶさたのとき
    →趣味に取り組んだり、掃除、ガーデニングなど手を動かすことをする。

周囲の人の励ましやサポートも大切

喫煙は「ニコチン依存症」という治療が必要な病気です。
最近では、禁煙指導を受けられる医療機関も増えています(禁煙外来)
禁煙外来では、医師が身体的・精神的にサポートし、禁煙できるように導いてくれます。
自分一人で「がまん大会型」の禁煙をするよりも、専門的なノウハウを活用したり、周囲の協力が得られるように依頼しておくこと、たばこをやめて健康になった自分をイメージすることも禁煙成功の秘訣です!!

このページに関するお問い合わせ先

かつらぎ町役場 健康推進課 衛生係
電話:0736-22-0300(代表) ファックス:0736-22-6432
メールフォームからお問合せするこのリンクは別ウィンドウで開きます

最終更新日:2021222