あなたのアイデアで、御所の未来をデザインする〜『魅力あふれる御所観光案内所』へ〜

◆地域おこし協力隊募集の背景
かつらぎ町はフルーツのまちとして果樹栽培が盛んな地域です。なかでも御所地区は、房ぶりの良い大粒の黒い種なしぶどうで、「ぶどうの王様」とも称される美味しさと存在感を誇るピオーネを中心とした「ごせぶどう」のブランド化に取り組み、また、昭和63年からもぎ取り体験を中心とした観光農業にも力を入れてきました。
栽培に適した土地柄と、圃場等環境の整備や環境に配慮した栽培の方法など様々な工夫を行ったこともあり、“安全で美味しいぶどう”と京阪神を中心に全国の方から喜ばれており、毎年たくさんのリピーターが来てくれています。
しかし、御所地区が栄えるのはぶどうのシーズンである8月中旬から9月下旬までの1か月ほどであり、ぶどうシーズンが終わると閑散としてしまいます。「立派な御所観光案内所があるのに、ぶどうシーズンの1か月ほどしか機能していない。」そのような声が地元から聞こえてきました。
そこで、地域の中心にある「御所観光案内所」を有効活用し、地域を盛り上げてくれる方に来てほしいという思いから地域おこし協力隊を募集することとなりました。
◆地域おこし協力隊のミッション
①地域の中心にある観光案内所を地域コミュニティの場として活用
(訪れる人・住む人、誰もが気軽につながれる場に)
②ごせぶどうの産地を守るための農家の魅力発信(SNS等を活用した情報発信)
③その他地域活性化にかかわる活動
◆こんな方を求めています

「御所地区をもっと元気にしたい!」そんな想いに共感し、意欲的に取り組み、一緒に地域を盛り上げていただける方を歓迎します。
たとえば
○「また来たくなる」場所づくりに楽しく取り組んでいただける方
○アイデアを形にする力があり、柔軟に色んなことに取り組んでいただける方
○ごせぶどうの産地を守るため、SNS等をとおして農家の魅力発信をしてくれる方
今回、「御所観光案内所を活用していただくこと」が一番の目的です。しかし、近年ではぶどう農家の高齢化や少子化により、担い手が不足していることも深刻な問題となっています。そこで、御所地区の未来を守るためにも、ぶどう農家の魅力や仕事のやりがいなどを発信することにも力を貸していただきたいと考えています。
◆応募資格
次の要件をすべて満たす方
①3大都市圏をはじめとする都市地域等に居住しており、採用後、かつらぎ町に住民票を異動することができる方。ただし、「地域おこし協力隊員」であった人(同一地域において2年以上活動し、かつ解嘱1年以内)は、都市地域外から住民票を異動させた場合であっても対象とします。
②地方公務員法第16条に規定する一般職員の欠格条項に該当しない方
③普通自動車運転免許を取得している方または取得予定の方
④地区のイベントや行事に参加、交流する意思のある方
⑤土日及び祝日の活動や行事参加、夜間の会議など不規則な活動体制に対応できる方
⑥基本的なパソコン操作(Word、Excelでの資料作成等)やSNS(InstagramやX、Facebook等)を活用した情報発信ができる方
⑦任期終了後もかつらぎ町で起業・就業・定住の意思がある方
◆募集人数
1名
◆委嘱日
令和8年4月1日(予定)
◆活動地区
御所地区
◆活動時間
月120時間を目安とします
◆契約と期間
[契約]委託契約
[委嘱]かつらぎ町の地域おこし協力隊として、かつらぎ町長が委嘱します。(町との雇用関係はありません。)
※活動期間は委託契約締結の日から1年間とし、次年度以降は1年ごとに更新し、最長で3年間とします。(ただし、委託契約の継続については、活動実態等を精査し、判断します。)
※委嘱期間中であっても、地域おこし協力隊員としてふさわしくないと判断した場合は、その契約を解くことができるものとします。
◆委託費
月額200,000円
※国民健康保険、国民年金は自己負担です。
◆隊員さんの住まいについて
活動期間中の住まいについては、地域で用意したところを借りていただきます。
家賃については、30,000円/月まで活動経費として支出します。
◆待遇
○活動費の支給
・予算の範囲内で業務に必要と判断される活動に要する経費(消耗品、備品、燃料費、研修費等)
※活動費で取得した備品については、任期終了後に町に返却いただきます。
○活動車両について
・燃料費は活動経費として支出します。
※地域での活動・生活には自家用車が不可欠です。自家用車を所有若しくは移住後すぐに購入されることを強く推奨します。
※冬は冷えるためスタッドレスタイヤが必要です。
○サポート体制
[ミーティング]
・着任後は、隊員と担当職員による定例会を月1回行い、前月の活動内容を振り返る報告会を開催し、お互いの意見交換や相談の場としています。
[研修制度]
・総務省や和歌山県等主催の研修・交流会があり、必要な基礎知識とポイントを学ぶことができます。また、研修を通じて、他の協力隊員や自治体担当職員との交流も促進され、将来の協力体制づくりにもつながります。
[相談窓口]
・困ったことやわからないことがあれば、担当職員はもちろんですが、「地域おこし協力隊サポートデスク」等、相談できる窓口もあります。
◆募集期間
2025年9月16日(火)〜2025年12月19日(金)必着
◆応募方法
下記書類をかつらぎ町役場まちづくり推進課窓口にご持参いただくか、または郵送にて送付してください。
※提出された書類は返却できません
①かつらぎ町地域おこし協力隊応募用紙
②住民票抄本(原本)
〈提出先〉
〒649-7192
和歌山県伊都郡かつらぎ町大字丁ノ町2160番地
かつらぎ町役場 まちづくり推進課 移住定住推進係
◆審査方法
(1)第1次選考
書類審査のうえ、結果を応募者全員にお伝えします。
(2)第2次選考
第1次選考合格者を対象にかつらぎ町役場本庁舎にて、事前説明会(活動内容や地域についての説明、住民との顔合わせ)及び面接審査を行います。
※詳細な日時・会場は、第1次選考結果の通知の際にお知らせします。
※なお、面接審査に係る交通費及び宿泊費等は個人負担となります。
(3)最終選考結果報告
最終結果報告は、最終選考者全員に文書で通知します。
◆注意事項
○住民票の異動は、必ず委嘱日以降に行ってください。
委嘱日以前に住民票を異動させると応募対象でなくなり、採用取消しとなる場合があります。
○本務に支障がなければ兼業も可能です。
○個人事業主としての活動となるため、確定申告が必要です。
◆御所地区の住民さんからのメッセージ
例年、8月22日から9月25日の9時から15時まで(ぶどうの状態次第では、予定期間より早く収穫を終了することがございます。)御所観光案内所にて地域内約20件のブドウ農家への案内をしています。それぞれの農園では特色を活かした直売が行われており、一部の農園では収穫体験も楽しむことができます。この機会にぜひ地域を見て、そして体験してみてください。地域の魅力を発見することができ、地域を盛り上げたいという思いがきっと強くなります!ぜひお越しください!お待ちしています。
◆地域おこし協力隊担当課からメッセージ
御所地区は、豊かな自然環境と温かな地域の人々が共存する魅力あふれる場所です。あなたのアイデアが御所地区の未来の可能性を広げてくれると思っています。はじめはわからないこともあると思いますが、私たちもサポートします。「やってみようかな」と少しでも思われたら、ぜひ一度ご相談ください。
また、かつらぎ町は下記移住関連イベントへの出展を予定しておりますので、直接担当職員と会って話を聞いてみたいという方は、お気軽にお立ち寄りください!
【出展イベント】
・2025年9月21日(日)[東京]第21回ふるさと回帰フェア2025
イベント詳細はこちら
・2025年10月26日(土)[東京]県主催移住フェア
イベント詳細はこちら

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このページに関するお問い合わせ先
かつらぎ町役場 まちづくり推進課 移住定住推進係
電話:0736-22-0300(代表) ファックス:0736-22-6432
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最終更新日:2025年9月1日