かつらぎ町の見どころ
フルーツ王国でフルーツ狩り
かつらぎ町は一年を通して、柿・桃・ぶどう・りんご・いちご・みかんなど10種類以上のフルーツが実り、季節ごとに新鮮でおいしいフルーツが食べられることから、「フルーツ王国」と呼ばれています。春はいちご、夏は桃やぶどう、秋は柿、冬はみかんなど年中観光農園が開園され、どの季節に訪れてもフルーツ狩りが楽しめます。かつらぎ町産の旬の果物や野菜は道の駅や町内各所の直売所でお買い求めください。
自然・レジャー体験地域 花園
かつらぎ町南部に位置する花園地域は、全地域のほとんどが森林という自然が広がる緑ゆたかな場所です。都会では味わえないアウトドアライフを花園で体験してみませんか。子どもたちに人気の「恐竜ランド」やキャンプ場、トレッキングコースも整備されています。
世界文化遺産「丹生都比売(にうつひめ)神社」
1,700年以上前の創建と伝えられ、丹生都比売大神を祀る総本社です。元寇のときに幕府がこの神社に祈願を掛けたところ、大風が吹き、国難を救ったことから紀之国一宮となりました。また、弘法大師(空海)は、この神社の社地の一部を借り受け高野山を開山しました。高野山からの僧侶の参拝も多く、神仏習合の姿が評価され、平成16年に世界遺産に登録されました。
世界文化遺産「高野参詣道町石道(こうやさんけいみちちょういしみち)」
世界文化遺産「丹生酒殿(にうさかどの)神社を含む高野参詣道三谷坂(こうやさんけいみちみたにざか)」
丹生都比売神社が最初に降臨したとされる丹生酒殿神社と丹生都比売神社を結び、さらに町石道につながるルートです。
周辺には頬切地蔵など珍しい石造物も残されています。
世界文化遺産「高野参詣道町石道(こうやさんけいみちちょういしみち)」
九度山町の慈尊院から高野山上に至る全長約23kmの高野参詣道です。九度山町の慈尊院から高野山上に至る全長約23kmの「高野参詣道町石道」です。鎌倉時代に建て替えられた合計216本の町石が、1町(約109m)ごとに建っています。かつては高野巡礼の人々が、町石の一つひとつに手を合わせて礼拝しながら登りました。
高野山のふもと 天野の里
高野山のふもと、天野の里は四季折々の変化に富む美しい里山です。かつて、ここを訪れた白州正子さんは「天の一廓に開けた夢の園」と感嘆しました。平成元年(1989)、環境庁の「ふるさといきものの里」に認定され、初夏(6月初旬)はゲンジボタルを見ることができます。
また、世界遺産登録の丹生都比売神社・高野参詣道町石道をはじめ西行堂・横笛の恋塚・俊寛の弟子有王丸など”平家物語”縁の里でもあります。
山荘 天の里
串柿の里 四郷
かつらぎ町の北部に位置する四郷地域は、日本一の串柿の里。450年前から串柿が生産されており、10月末から11月中旬にかけては、串柿が農家の軒先に並ぶ風景を求めて、多くの観光客が訪れます。生産加工された串柿は、正月用のお供え物として、かつらぎ町の特産品となっています。
畿内の南限 万葉の里
紀の川のほとり「妹背山」は、万葉集に2番目に多く詠まれた山。大和国と紀伊国の国境地点でもあり、多くの万葉人が郷愁の念に駆られ歌を詠んだといわれています。また紀の川の堤防はウオーキングやサイクリングに最適のコースとなっています。
温泉
JR笠田駅の近くには4つの源泉かけ流しの「八風の湯」、南部の花園には「はなぞの温泉花圃の里」があります。
八風の湯、花圃の里
関連リンク
- かつらぎ町観光協会(外部サイトにリンクします)