育成・子ども会
青少年は、輝かしい未来を拓く担い手です。心身ともに健全で、創造性と実践力に富んだたくましい青少年の育成は、本町の将来の発展に欠くことのできない大きな課題です。
近年、産業経済の高度成長によって豊かな物資に恵まれ、私たちは便利な生活を送れるようになった反面、子どもをとりまく環境(学習・遊び等)にも様々な課題が生まれています。
非行・不登校・いじめや携帯電話の普及による悪質サイトの被害など多岐にわたる青少年問題は、深刻な社会問題となっています。青少年は常に問題を抱えながら成長していくものです。この課題を解決するには、「家庭、地域、学校」が共通理解を図り、相互に連携するとともに、地域ぐるみの子ども会・育成会活動が必要です。
かつらぎ町の子ども会・育成会
子ども会の目的
現在かつらぎ町では、54単位の子ども会が各地域で活動しています。
子ども会は、異なる年齢の子どもたちが集まって集団活動を進めていく組織団体です。遊びを中心とした色々な体験を通して、集団の中での立場・役割を理解するとともに、集団(社会)のあり方・正しい見方・考え方を体得し、人間として自立できる子どもを育てることを目的にしています。
近年、産業経済の高度成長によって豊かな物資に恵まれ、私たちは便利な生活を送れるようになりました。このことが、子どもを取り巻く環境にも反映して様々な課題が生まれています。とりわけ、高学歴志向の受験戦争が激しくなり、子どもたちの生活に自由とゆとりの時間が少なくなりました。また、地域の連帯感と教育力が段々と低下して、子育てが難しい現状になりました。
子ども会が、定例的・継続的に実施され、子どもたちの手によって伸び伸びと楽しく活動できる場になっていればいるほど、体験的な教育効果が大きいのです。
子ども会は、子どもがつくる、子どものための集まり
(子どもによる 子どものための 子ども会)
子ども会の活動
今日の社会の状況が変わる中で、子ども会が「子どもがお客様」という大人主導の会になってきています。
キャンプやクリスマス会などの子ども会活動を通して、計画、準備、実施の過程を学び、多くの体験を重ねることから、相手の立場を理解したり、苦労が分かったり、創造力や協調性が培われるのです。
子ども会活動には、
プログラムを進める過程で子どもたちがいかに触れ合うか、
いかにして仲間と協力していくかを子ども自身が考えて、
参加することが大切です。
育成会の目的
かつらぎ町内の育成会は、昭和36年頃、中学生の非行事件が多発したことが契機となって非行を防止する目的で、地域の各種団体長等を構成員として結成されました。
育成会は健全な子どもに育てていこうとする、保護者および、この主旨の賛同者をもって組織する自主的な団体です。青少年および子ども会活動を援助・育成する会です。
地域ぐるみの子育て
育成会の活動
かつらぎ町内の育成会は、地域で連携し健全な子どもを育てていくため次のような取り組みを行っています。
- 子ども会や健全な青少年活動の援助・育成
- 親や大人集団の意識高揚のための学習会や研修会の実施
- 地域内の環境を良くする活動
- 青少年育成の条件を整える活動
- 指導員・ジュニアリーダーの養成
人の子も我が子
かつらぎ町青少年育成連絡協議会
青少年の健全育成のため、町内8地区に組織されている地域青少年育成協議会が協力し、育成事業の推進発展に必要なことがらを協議することを目的として組織されています
この目的を達成するために次の事業を実施しています。
【主な実施事業】
各種様式ダウンロード
【子ども会・育成会・地区育成協議会の役員向け】
実績報告書・収支決算書(令和5年度事業分)
・令和5年度事業実績報告書・収支決算書(育成協議会用)(71KB)
・令和5年度事業実績報告書・収支決算書(育成会用)(70KB)
・令和5年度事業実績報告書・収支決算書(子ども会用)(70KB)
事業計画書等(令和7年度向け)
このページに関するお問い合わせ先
かつらぎ町役場 教育委員会生涯学習課 社会教育係
電話:0736-22-0303(代表) ファックス:0736-22-7102
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