予防接種と副反応 小児用肺炎球菌
病気について
肺炎球菌は、細菌による子どもの感染症の二大原因の一つです。この菌は子どもの多くが鼻の奥に保菌しており、ときに、細菌性髄膜炎、菌血症、肺炎、副鼻腔炎、中耳炎といったような病気を起こします。
肺炎球菌による化膿性髄膜炎の罹患率は5歳未満人口10万対2.6~2.9とされ、年間150人前後が発症していると推定されています。死亡率や後遺症例(水頭症、難聴、精神発達遅滞など)はHib(ヒブ)による髄膜炎より高く、約21%が予後不良とされています。
副反応について
2~10%に接種部位の発赤、腫れ、軽い発熱、筋肉痛がみられることがありますが、いずれも軽く1~3日で自然に回復します。
また、稀に重大な副反応としてショック、アナフィラキシー様症状、けいれんなどがあります。
このページに関するお問い合わせ先
かつらぎ町役場 健康推進課 衛生係
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最終更新日:2021年2月22日