予防接種と副反応 日本脳炎
病気について
日本脳炎ウイルスの感染によっておこる中枢神経(脳や脊髄など)の疾患です。ヒトからヒトへの感染はなく、ブタなどの動物の体内でウイルスが増殖した後、そのブタを刺したコガタアカイエカなどがヒトを刺すことによって感染します。症状が現れずに経過する(不顕性感染)場合がほとんどですが、症状が出る場合には、6~16日間の潜伏期間の後に、数日間の高熱、頭痛、嘔吐などで発病し、引き続き急激に、光への過敏症、意識障害、けいれん等の中枢神経系障害(脳の障害)を生じます。
副反応について
主な副反応は発熱、注射部位紅斑、咳嗽、鼻漏、発疹であり、これらの副反応のほとんどは接種3日後までに見られます。
また、重大な副反応として、アナフィラキシー様症状、急性散在性脳脊髄炎、脳炎・脳症、けいれん、血小板減少性紫斑病があります。
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かつらぎ町役場 健康推進課 衛生係
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最終更新日:2021年2月22日