文蔵の滝

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 穴伏川(四十八瀬川)の上流の東谷にある。源は三国山、宿山にあり、両峡相迫ってこの滝を形づくっている。高さ10数メートル、実に壮厳神秘の感に打たれる。伝承によれば、文覚上人がこの滝で荒行をしたともいわれており、紀の国名水百選の一つに選ばれている。以前から笠田方面からの信者が多く、この滝の「こもり所」も建てられている。毎月28日には町内外からの信者の参詣が見られる。また、滝壺の冷気に涼を求めて訪れる人も多い。

三重の滝

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 紀の国名水百選の一つ。大字平の下津川の渓谷に入ったところに一言主神社が祭られている。境内の後方には上から聖宝の滝、不動の滝、潮の滝がある。そのうち不動の滝が上段・中段・下段と三段になって流れ落ちることからこの名で呼ばれるようになった。

薬師の滝

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 東渋田の薬師山の上に薬師堂があり、千願地蔵も祭られている。昔この地に満願寺があったという。
 和歌山方面から高野山に参詣する人々は紀の川を舟で上り、島の船着場からここを通って志賀・花坂に出た。このあたりはかつての街道の姿をとどめている。一の滝の底に高麗狗(こまいぬ)があり、これが蟻通神社の雌狗と一対であると伝えられている。奇岩、怪岩が並びたち、両岸に老樹が生い茂り、仙境のようである。

湯子川の滝

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 天狗岳(967.8m)を源に岩ばしる清水が滝となって湯子川に流れ落ちている。木の間がくれに見える滝の白糸は、四季おりおりの移ろいを引き立てている。
 とりわけ紅葉の湯子川渓谷は、せせらぎの音と小鳥のさえずりを満喫できる。

十五社の樟樹

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 笠田小学校となりの妙楽寺境内にそびえるクスは、「十五社(じごせ)の樟樹」と呼ばれ、町民に親しまれている。
 このクスは、平成12年(2000)の環境庁による巨樹・巨木調査によれば、幹周り 13.4メートル、樹高20メートル、枝張り25メートルで、全国で43位、近畿地方では第1位である。昭和33年(1958)4月1日、県の天然記念物に指定された。樹齢は、樹木医の診断によると、600年を越えている。

さざんかの老樹(堀越癪観音)

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 堀越癪観音本堂(海抜605メートル)の東となりにある老樹で、さざんかとしてはめずらしい大木である。幹周りは1.45メートル。地上1.35メートルの所で三本の太い枝が三方に張り出し大きな樹冠を成し、その径は5メートルを越える。
 樹齢は明らかでないが、200年は超えるものと推定される。

銀杏の大樹(堀越癪観音)

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 堀越癪観音の「銀杏の大樹」が参拝者を迎えてくれる。
 7月頃には、銀杏の葉を煎じた緑茶が振舞われ、「胃腸薬」として「いちょう飴」もあり、ほほえましい。

銀杏の巨樹(丹生酒殿神社)

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 丹生酒殿神社境内にそびえる銀杏の大樹。幹周り5.0メートル、樹高25メートル。11月中旬、黄葉の銀杏が境内一面にじゅうたんを広げる。
「境内を 黄に敷きつめて 大いちょう」
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湯子川峡

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 湯子川峡谷周辺では、森林・山野をハイキングしたり、自然のやさしいふれあいを楽しむ人々で賑わう。

臼谷渓谷

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 青い石や赤い石の間を通りぬけた清流が数々の小さな滝を成す渓谷の美しさに見とれて、しばし時のたつのも忘れる。
 舗装された道を臼谷川に沿って15分ほど上流に歩めば立岩がある。さらに10分ばかり上れば赤滝がある。
 足元からおよそ40メートルも突起している自然石の不思議さに驚かされる。

天狗岳

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 昔、天狗がこの山の岩穴に住んでいて、高野の弁天岳と往来していたという伝説があり、山名もこれに因んで名付けられた。前岳と後岳の二峰に分かれ、後岳の頂上(967.8メートル)に2等三角点の標石があり、高野山への自動車道や、大門付近の町石道からの眺めは見事である。

あじさい・しゃくなげ園

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 高野龍神スカイラインの花園生産物直売所周辺に整備されている「あじさい・しゃくなげ園」は標高1,000mに位置しており、初夏を迎える頃には約1,000株の可憐な「しゃくなげ」や、梅雨を彩る約3,000株の「あじさい」の花が咲き、訪れる人々を歓迎してくれます。
 -あじさいの見頃は7月中旬から8月末-
 -しゃくなげの見頃は5月中旬から5月下旬-
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かつらぎ町役場 産業観光課 商工観光係
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最終更新日:2021222