新年あけましておめでとうございます。
 町民の皆さまには健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
 昨年を振り返りますと、4月に成年年齢が20歳から18歳に引き下げられました。近年、選挙権年齢などが18歳と定められたので、民法においても18歳以上を大人とするのが適当ということになったようです。
 かつらぎ町においては、1月に県内の町村では初めてとなる「新年賀詞交歓会」を開催しました。当日は、仁坂知事や国会議員、県議会議員、町議会議員の皆さまを囲み、町内の企業経営者の皆さまと名刺交換や情報交換を行いました。参加者からは、大変良かったと好評をいただきました。7月には、町議会議員選挙が行われ、当選した13人中6人が新人となり、議会の雰囲気も大きく変わりました。
 10月には、大東建託株式会社が発表した「住み続けたい街ランキング」と「町の幸福度ランキング」の両方で和歌山県1位となりました。特に「幸福度ランキング」では2年連続和歌山県1位、「住み続けたい街ランキング」では、大阪府島本町、兵庫県芦屋市に次ぐ、関西で3位となったことから、テレビ大阪が取材に来てくれました。「住み続けたい」「幸福度が高い」と感じている住民の皆さまが多いということは、私や町職員にとって何よりも励みになり、本当に嬉しい出来事でした。
 人口動態のうち社会増減では、昨年4月以降、転出者より転入者の方が多くなっており、昨年11月末でプラス14人となっています。しかし、自然増減では出生より死亡の方が多く、昨年11月末でマイナス139人となっています。
 かなり、人口減少に歯止めがかかってきましたが、いまだに自然増減を社会増減で補うことができていないので、引き続き、本年も人口減少対策には、全力で取り組んでまいります。
 結びに、今年一年が皆さまにとりまして、幸多き年となりますことを心よりお祈り申し上げ、新年のごあいさつとさせていただきます。

 令和5年元旦 

かつらぎ町長 中阪 雅則

最終更新日:2023112